【主訴】
主訴の他にも、肉類を食べると吹き出物が出るのであっさりした物中心の食生活や、生理痛、めまい、疲れ目、霰粒腫、おりものなど色々ある。幼児期から身体が弱かったが、元気はあり、中学時代にスポーツで痛めたのが治らないという。繊維筋痛症の疑いで検査したがたまに心電図が多少おかしいくらいで異常なしと言われる。
【分析】
民間療法(針・灸・カイロ)なども色々試しているという。この方の場合は、両親ともに虚証の体質を受け継いでいる所に人工乳で育ち(親の免疫力を受けついでいない)、また離乳が早過ぎた(腸が完成する前に異種蛋白が体内に入った)のでアレルギー体質になった。その為、アミノ酸不足、腸管免疫力不足で良い血ができない。肝機能低下⇒瘀血(血の汚れ・滞り)⇒自然治癒力の低下から様々な症状が出ているものと考えれます。現代医学は、部分的に深く追求しますが、特別悪い所はないので、対症療法(症状を止める)を繰り返しますが、真の原因である自然治癒力に対しては、ますますその力を弱める結果となります。
【対処法】
まずやるべき事は、腸管免疫の強化(お腹の善玉菌を増やし、悪玉菌をへらす)に願快清(80種類の植物発酵エキス+免疫力強化)と血液・ホルモン・筋肉の原料としてコンクレバン(アミノ酸製剤)と胃・肝・膵とストレス体質改善に柴胡桂枝湯をお買い上げいただく。
【その後の経過】
30日後に、霰粒腫(目のごろごろ)が悪化したり、胃もたれ、がするとご相談。溜まっていた毒素が抜ける「めんげん」という現象によるものである。出るだけ出てしまえばOKなので、はやく毒素を分解するために排膿散及湯を追加する。次に胃もたれであるが、本来、柴胡桂枝湯は胃もたれの胃十二指腸潰瘍の薬なので、この症状は起きないはずであるが、推察の結果、自然治癒力が回復した為に、胃の感度が敏感になっていると判断。煎じ薬を錠剤にする為に加えた賦型剤(糊)に反応したと考えて、粒をお湯に溶いて、その上澄みだけを飲む方法に変えていただく。
【最終結果】
一か月後、胃や目、身体全体の症状が軽くなった。
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